※ネタバレ有り。閲覧注意です※
私の百合はお仕事です! 第37話「ふたりの誕生日会」 – コミック百合姫2020年11月号
めちゃくちゃレイニー展開が続いているわたゆり。
陽芽の気持ち自体に進展が無ければ物語としてはハッピーエンドに辿り着くイメージが湧かないんだけど・・・。
というか、それだとハッピーエンドにはそもそもならないのでイメージも何もないか。
店はこれから誕生日イベント。
「えー、これもうイベント無理でしょ・・・やらせるの酷・・・」
と思ったけど、皆は陽芽がこの場所で働き続けるというポジティブな方向に考えを持っているので、”今後も働いていくために”は、今回のイベントも成功させなきゃダメだ、ってことみたいですね。
読みながら、何も知らない客が「なんだこの只事じゃない空気は」ってならないかヒヤヒヤしながら読んでました(笑)
さて、陽芽の”本音”についてですが・・・。
この2つがせめぎ合ってる状態。
人として矢野なことが好きなので、傷つけたくない気持ちは勿論ある。
なので今回の中盤で陽芽が言っていた
きっちりと矢野から離れること
それが矢野にとって一番いいはずなんだ
というのは矢野の恋愛的な想いに応えられない以上、ベストアンサーに見える。
もちろん漫画ではなくリアルな人間関係での話ですが。
そしてそれは陽芽も正しいとは思っている。
だけど矢野との関係を終わらせたくないというのが本音なので、どうするのこれ状態。
陽芽の気持ちが恋愛方面に進まないとどうしようもないのでは、と思ってしまうのは僕だけだろうか・・・。
このままだと二人ともしんどいお話になっちゃうけど、他の恋愛漫画と違って陽芽の
”恋愛的に好きじゃない”
が本気のガチで好きじゃなさそうなので困っちゃってる。
なんかこの、”好き”の本質を扱う感じ、やが君に少し似たものを感じるような気がした。
「恋愛として好きになれないし、矢野を傷つけたくないから、離れよう」
だと物語としてはバッドのまま終わってしまうので、陽芽の最後の本音が地獄に垂れてきた一本の蜘蛛の糸。
ここからどうなっていくかが楽しみでもありめちゃくちゃ不安。
ウキウキな気持ちで見られるカプが純加×果乃子しかいないよ・・・(笑)