ゾンビランドサガの最終話放映から随分経ちましたが、今更ながら全話を通した感想なんかを書いてみようと思ったり。
全体的な感想
まず全話を通した月並な感想として。
笑い、泣き、感動、ストーリー性、全てがハイレベルで12話の中に収まった素晴らしいアニメでした。
2クールあれば、もっと個々のキャラクターにフォーカスした話なんかも用意できたのでしょうが、そういった部分はほんの一瞬だけの描写から視聴者側に悟らせる仕掛けが多かった。上手い構成だなぁと感心。
そして12話ラストのCパート。あれは制作陣の予想以上に人気が出たから、二期制作を匂わせる演出として急遽入れたのかな…と個人的には思いました。
でもあの取材陣のおっさんの反応を見てると、何かしらのストーリーがありそうなんですよねぇ。「あのアイドルと全く同じ顔じゃねぇか!」ってだけだったら、ちょっと残念ですが。
お気に入りストーリーは7話、8話、そして最終話の12話。
殆どの人のお気に入りストーリーTOP3はこの3話なんじゃないかと勝手に思ってます。
序盤でそれぞれのキャラクターの魅力を描き、中盤以降の1話1話で個人にスポットを当てたストーリーを展開する。
7話の純愛回で感動・号泣し、8話のリリィのお父さん回でまたもや感動・号泣。
そして12話のさくら回で感動・号泣。
感動号泣しかしてないように見えるけど、そこは語彙力の問題。
本当はもっと色々な感情がドッカンドッカンしてます。(やはり語彙力←)
序盤から終盤まで良いテンポ、かつシュールなギャグに幾度も笑わされながらも、締めるところはキッチリ締まってる。
多くの感動を与えてもらいました。
百合目線での楽しみ方
ここからは、百合というジャンルにフォーカスを当てたお話となります。
7話の熱さ。そして純愛コンビ。
7話で感動・号泣したのは、言うまでもなく、純愛コンビの尊さ故。
水野愛が雷に怯えながらも、純子に手を差し伸べられ、恐怖を振り払いながら熱いパフォーマンスを披露。正にアツクナレ。目頭が熱い。
6話では腐っていた純子を助けた愛だったが、7話では愛が純子に救われる。
「私がサポートしますから」って、お互いに同じ言葉を掛け合うとか…。
この時確信しました。これ、百合アニメだって。(違います)
そして雷に再度打たれた後、今度はフランシュシュのメンバー全員を綺麗に踊らせて歌わせて、アツクナレとはまた違った雰囲気の楽曲”目覚めreturner”で締め。
ラスト、愛の「カットイン!」がただただ熱い。この時点で目頭の熱も最高温度を記録。俺の目頭がインフルエンザ。
さくらとサキ
この二人のカップリング。
本編では純愛コンビほどの絡みはありませんでしたが…。
Twitterとかで絵師さん達が書いてる百合絵を見ながらひたすらエモさに浸るという二次的な楽しみ方が出来ます!!(もはや本編関係ない)
さくら×サキの絵、結構多いんですよねぇ。
尊いので探索推奨。(やはり本編は関係ない)
その他メンバーは…
好みのカップリングで楽しめばいいと思うよ!
という丸投げ。
オススメは純愛。
続編
ありそうですよね、続編。
冒頭でも書きましたが、12話ラストのCパートから続編の匂いしか感じない。
アニメ総選挙2018年間大賞受賞作ですし、円盤の売り上げ枚数も文句無し。
これで2期をやらないなんてことがあるだろうかいやない的な反語を使わざるをえない。
さくらと幸太郎の話についても、2期でもう少し掘り下げて描写して欲しかったり。
二人の過去を明確に描いていたのはほんの数秒だったので・・・。
まぁ、この数秒だけで十分だった、というのも凄いところですね。
さて、後は2期決定の続報を静かに待つのみですね・・・。