※ネタバレ有り。閲覧注意です※
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 2巻 – 燦々SUN
2021年7月30日発売の第2巻のネタバレ感想記事です。
人気作の第2巻、読み終えました。
本筋的にはまだまだ助走だなぁという内容でしたが、ギャグも面白いし構成も読みやすくてあっという間に読み終えてしまいました。(直前に読んだのがチラムネ6巻、というのもあるかも・・・)
今回のメインは生徒会選挙の空気感とかそこらへんの紹介。
ということはこの大筋の落とし所は生徒会選挙の結果がどうなるのか、なのかもしれない。
このままだとあっという間に生徒会選挙の時期になってしまいそうな気がするけど、それだとあと数冊で終わっちゃうのか・・・?
2巻で色々と新しい女の子が出てきてその子たちとのあれやこれやのラブコメがまだまだ読み足りないのですぐ終わってもらっちゃ困るよ・・・。
そしてやっぱり今回も大活躍の政近、と言いたいところだけアリサの頑張りとかそこらへんが顕著な第2巻だった。
今回めちゃくちゃデレたな、というのもそうなんだけど。
学生議会のあたりとかめちゃくちゃ頑張ってたし、谷山とちゃんと向き合って谷山の気持ちも汲み取るところまでのムーヴが100点。
政近が美少女たちに囲まれながら無双するっていう話というより、アリサちゃんの成長物語と思ったほうが心躍るような気がしてきた。
次に、政近とアリサの恋愛感情について。
両片想い大好きおじさんとしては、これはろしでれ始まったな、と思わざるをえない展開。
これ完全に大好物のやつやぞ。サーロインより大好物。(おじさんは32歳なので脂はもうキツい)
アリサちゃんのデレが思いのほか早かったのでアリサ側が耐えきれずに攻め始めて瓦解するかもしれんがそれはそれで美味しい。(雑食)
おれつええ主人公が大活躍する作品は好きなのですが(SAOとか)、本格的に政近が活躍するのは3巻以降になりそうかな?
今回のように無闇に前に出ず本当に必要な場面だけ手を差し伸べるっていうのは逆に100点満点な立ち回りな気がしなくもない。
1巻から匂わせなところはあったけど、やはり過去に政近が初恋をした相手はマリヤなのかな?
懐かしい匂いを感じた、みたいな描写がちょこちょこ目立つ。
有希は有希で実妹だしあのキャラだし、今のところはアリサの一強なんだけど過去の幼馴染成分という点でマリヤがダークホースすぎる。
ここらへんの種明かしとか、このギミックを使って関係性がどう変わっていくのかが今後楽しみなところではある。
というわけで3巻も非常に楽しみな展開。
ペース的には来年初くらいかな?
最後に。
ラストの挿絵に書かれている”ボソッとロシア語”のПотому что это тыは「あなただから」。
表紙に書かれている”ボソッとロシア語”のКруто былоは「かっこよかった」。(作中シーンとリンク)
のようです。
ほんとに最高!