【ネタバレ感想】痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった 2巻

【ネタバレ感想】痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった 2巻

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※ネタバレ有り。閲覧注意です※

痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった 2巻 – ケンノジ
2020年8月5日発売の第2巻のネタバレ感想記事です。

今回の表紙はフライさん感が前面に出てるなぁ、と思いました。(第一声)

というわけで、2巻を読み終えました。

うーん、姫奈がかわいい・・・。(小並な感想)

グイグイ押す割に、いざという雰囲気になったら「きょ、今日は帰るね!」で帰ってしまう姫奈さんのウブさ。
これで帰るところがラブコメのいいところ。急いではいけない。
とか言いながらも
帰るな!!!続きしてよ!!!!!!
と思ってしまうが、決して急いではいけない。すぐ完結しちゃうからね。

でも急いではいけないと言いつつ、花火のキス事件はさすがに震えた。
こういうドッキリキスシーンは読者が驚いて心臓に悪いからどんどんやってほしい。
「しちゃった」はちょっと可愛いが過ぎませんかね?
これでまだ好きにならないのは諒くん才能だよ。
 

今回登場した元カノの篠原ですが、1巻の終わり方から何かしらの波乱を巻き起こすかと思ったらそんなことなかった。
精々、姫奈が過去のことに嫉妬して美味しいシーンを提供してくれたくらい。
なんならいい仕事をしてくれたまである。
いや、ここで色々と波乱を巻き起こすのもラブコメ的にはいい仕事なので、つまりどちらに転んでも美味しかったのか・・・。
でもその役目はどちらかというと鳥越なんだろうか。
とか思ってたら、2巻ラストでまた新キャラ登場したからなぁ。
2冊続けてこの展開。
巻数増えるごとにこれだと大人数ハーレムラブコメになっちゃう。
 
 
とはいえ、今の所の姫奈の対抗としてはやはり鳥越氏。
1巻最後では諦めたようにも見えたけど、展開を盛り上げるためにもまだまだ頑張ってほしいところ。
まぁ、最終的に鳥越が勝つ構成はどうしても見えないわけなんだけど・・・。悲しいことに。
でも鳥越が頑張ったりするところは可愛いし、頑張っているところをうっかり姫奈に目撃されて嫉妬してしまう姫奈を見るのも美味しい。
このシーソーゲームみたいなやつ、一生やっててほしい。(鬼畜)
 
 
恋愛関係以外の主題だと、主人公が自分の進路や夢について悩み始める、というよくある構成がここにきて発生。
最近のラノベとかって、こういう展開が多い気がする。
というのも大抵の場合はヒロイン側が学校一の美少女だったり何か大きな才能があったりで、自分が横にいることに悩み始めるパターン。
その中で主人公はどう成長していくか、という恋愛ストーリーだけではなく成長ストーリーも楽しめるという構図になってる。
その夢とヒロインの夢が重なったりする展開が、エモかったりするんだよな・・・。
じゃなくてもそれぞれの夢に向かって頑張る、みたいな展開もエモい。
卒業後は別々の進路に進んで一旦離れるけど最終的には結婚、的な。(僕これ好き)

でも2巻の最後だと、そんな主人公をヒロインが引っ張っていくと名言した形に。さすがS級美少女。
外見だけでなく、人間力もS級でしたか・・・。
あとは諒くんがどれだけ頑張ってくれるかだけど、これは静かに展開を見守っていくパターンだなぁ。
学力のほうで追いつくとかは、ちょっと期待できそうにないが・・・。
映画方面になるのかな、やっぱり。

ということで、次は3巻の感想記事にて。
 

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