※ネタバレ有り。閲覧注意です※
痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった 3巻 – ケンノジ
2020年12月9日発売の第3巻のネタバレ感想記事です。
来ちゃったよ、個人的どストライクな子が・・・・・・。
ショートカット敬語美少女、好きだ・・・。
こんにちは皆さん。ラブコメ大好き中年社畜です。
きちまったよ、どストライクがよ・・・。(同じこと言ってる)
その名も姫嶋藍さん。素敵です。
最初のカラーページで心射抜かれ、序盤の挿絵で死にました。好きです。
これねー・・・。性癖なんだよ、これ・・・。
ストーリーの感想まだ一文字も書いてないけど、これ性癖なんだよ、これ・・・。
どうしよう、困った・・・。
かつ「まだ好きだなんて、そんな都合のいい話は~」のセリフ。
あるんだよなぁ、ラブコメラノベだから、これ。
けど、どう考えても姫奈が正ヒロインなわけでしょ?
鳥越氏も姫嶋氏も、つまりは失恋エピソードきちゃうでしょ?
僕の心がもたない可能性がある。まじで。
心の叫びはここらへんにして、本筋の感想を書いていこうと思います。(瀕死)
今回、男友達キャラが初登場しました。
こういう系のラブコメでは珍しく男友達キャラが登場しないなぁと思っていたら3巻でようやく出てきた。
やっぱりラブコメはこうじゃなくちゃな・・・。
さすがに修学旅行だと男部屋の話とか出てくるから、男友達キャラいないと厳しいってのもあった気がする。
そしてこの出口くんが非常にいいやつで一安心。
ラブコメの輪を乱そうとするやつはモブしか許されない・・・。(個人の意見です)
で、真面目に姫嶋藍というキャラクター性について言及すると・・・。
メタ目線で見ると、既存2ヒロインとあわせて非常にバランスがよい配置。
1人は正統派幼馴染美少女。2人は文学系クールビューティー。
そして3人目に美人系だがかわいい面も含みつつ敬語キャラで、上から目線アプローチを試みようとするんだけどなんだかんだ可愛い部分を隠しきれず主人公にしてやられちゃう鬼カワアイドル美少女。
というわけで、3人が3人の個性が際立っていて非常にバランスがいいわけです。ヒロイン関係図として。
決して贔屓目には見ていない。決して。
回り回ってメインヒロインのお話。
男子部屋に忍び込んで「キス、しないの?」はズルすぎるだろ。
俺はこういうのが読みたくてラブコメを漁ってる。
いやー、姫嶋氏やらが登場してどうなるかと思ったけど、きっちり見せ場を作ってきた。
更にはそれが酒に酔ったフリしてのズルい作戦っていう。
それが諒にバレてしまうところも含めて二度ズルい。読者は悶え殺された。
なんかこの子、1巻冒頭から比べるとめちゃくちゃイメージ変わったんだよな・・・。
なんなら1巻冒頭のイメージがもはやなく、ポンコツのイメージがついてきてしまった。(ファッションセンスあたりからかな・・・)
にしても好きって言っても気づかれないし、他に彼氏できたら応援するとか言われちゃうし。
応援するって言われてた時は、これは普通にかわいそうすぎた。諒くん、さすがにそれは・・・。
そのあと腐れずに「諒くんが他の誰かに告白されてたらとっても嫌」「わたしは妬いてしまいます」ってまっすぐ言えるところが正ヒロインの器。
姫奈ちゃん、頑張ってるのにね・・・。
ラブコメ主人公は往々にしてこうだからね、仕方ないね・・・。
鳥越氏は2巻に引き続いて3巻でも頑張ってた。
ちょっと姫嶋氏が登場したせいで、若干登場機会減っちゃった感じはあるが・・・。
今回の脚本をきっかけに、見せ場がさらに増えてくれるといいけども。
今回のラスト、ノートの話。
急にホラーなラストで震えた。
いや、書いたのは姫奈って分かりきってはいるけど、それでも文章体がホラーだよこれ・・・。
最後に姫嶋とくっついている現場を目撃した姫奈を追いかけるシーン。
あそこで姫嶋が「あれっ?い、行っちゃうんですか?」で思い通りにならなかったことにあたふたするシーン。
確かに普通のラブコメだったら追いかける展開にはならないので、まんま姫嶋と同じ感覚を味わった笑
なんとも新鮮だし、振り回されずにしっかり姫奈を追いかける諒があそこは好印象でした。
3巻の中で一番好きなシーンかも。
あとがきで「気になる終わり方をしましたが」って書いてたけど、気になるっていうか怖い。
さて姫奈さん、どう弁明してくるのやら。
ということで、次は4巻の感想記事にて。
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