※ネタバレ有り。閲覧注意です※
俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです 1巻 – 御堂ユラギ
2022年4月25日発売、1巻のネタバレ感想記事です。
結論から言うと、めちゃくちゃ面白かったです。
そして正直に言いますと、緜先生がイラストということで購入しました。
内容とかWeb版読んでたとか前情報はまったく無くて、単純に緜先生のツイートを見たので購入しただけでした。
なのですごく良い意味で予想外でした。
期待していなかっただけに、最初から最後までひたすらに面白くてのめり込むように読み進めてしまいました。
ボケとツッコミのレベル高すぎませんか、このラノベ。
ギャグがあまりにも冴え渡ってるし、言い回しとかも面白いものが多すぎる。顔色発光ダイオードとか、感心さえ覚えてしまった。
普段生活しててそのワード出てきます?どういう生活してたらこんな語彙力になるんだ・・・と。
めちゃくちゃ笑いながらも、すごいなこの作者という気持ちになってしまいました。
感情・心が壊れてしまい正常なモノの見方が出来なくなってしまった雪兎が周りの人間の行動を正しく理解できないまま進んでいく・・・というストーリー。
正直なところ「いや最後まで話聞いてあげれば解決するのでは・・・」とも思わなくもありませんでしたが、最後まで話を聞いてしまうということは壊れたモノの見方ができなくなってしまうということにもなるので、徹頭徹尾逃げていたというのが正しいんだなぁ、と思いました。
ヒロイン達の本音を聞いたり、事実に気づいてしまいそうになると出てきてしまう雪兎のアラートである頭痛。
これまで散々裏切られて好意や愛情にトラウマを植え付けられてしまったが故の防衛反応でしょうね、これ。
むしろこれだけ色々なことがあってこの人格が保てているという点で、一番天使なのでは・・・。
表紙やカラーイラストに登場してなかったけど、階段ランチ友達の女神先輩と生徒会長が2巻以降でどこまで絡んでくるかが気になるところ。
正常な心を取り戻してきた展開なので、今後はメインヒロイン2人が主軸になるのかなぁ、と思いつつも他のキャラも強すぎる。
お姉ちゃんとかガッツリキスシーンが出てきたしただの姉枠というよりは恋愛感情がありそうな気もする。(というかこれはあるだろ・・・)
そして氷見山さんは今のところ正体が全然分かってない。
むしろ雪兎が目的で近場に引っ越してきたという線すらあるよな・・・?
事前に雪兎のことを知っていましたし。
他にも色々と伏線が張られていて回収されていないので、早く2巻が出てほしいところです。
Web版あるみたいで続きが読めそうではありますが、刊行にあたって色々と書き足されたということで2巻にて続きを読みたい気持ちが強い。
よってグッと我慢することにします・・・。
御堂ユラギ先生のラブコメを他にも読みたいと思いましたが、今のところこの1冊くらいなんですかね?
今後にめちゃくちゃ期待してます。
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