※ネタバレ有り。閲覧注意です※
ルミナス=ブルー 第8話 – 岩見樹代子
次話、かつ最終回9話の感想記事は以下リンクよりどうぞ。
コミック百合姫2019年9月号に掲載されているルミナス=ブルーの第8話のネタバレ感想記事になります。
今回、すごく話が動きましたね。
そして謎に包まれていた寧々の心の内が遂に明らかになりました。
寧々はこれから素直に動いていくかもしれませんが…。
それに対して、光の気持ちがどこへ向かうのかが気になります。
少しメタ的な見方になってしまうのですが、物語の主人公である以上、恋愛感情のベクトルはどこかへ向かうはず。
それがなかなか読めない故に、作品に深みが出てるんでしょうね。読み応えがあるし、想像も捗る。素晴らしい。
Contents
感想
寧々の気持ち
寧々と雨音の写真。
あの時以上の笑顔を見た事がないと光は語り、寧々に詰め寄ります。
少しずつ、光に心を打ち明ける寧々。
想像していたよりも、ものすごく大きな感情を抱えてました、この子。
どうしようもないほど大きな独占欲と負の感情。
自分では制御できないほどに膨れ上がったその感情が恐ろしくて、寧々は雨音と距離を取ってしまったと。
これはまさに・・・!
すれ違い巨大感情・・・!
一迅社さんのお家芸。
それにしても。
寧々、雨音のこと好きすぎますね???
ベクトルの方向が今は異なってしまっているだけで、大きさ自体は寧々も雨音もとんでもないことになっている。
あとは向きさえ揃えてあげれば・・・これはとんでもなく尊い瞬間がくるよね・・・?
光の気持ち
冒頭にも書きましたが、この子の気持ちはどこへ向かうのでしょうか。
3人みんなで仲良くしたい、で終わるとは到底思えない。
寧々といると楽しそうなのは確か。
しかし恋愛的な面となると、色々と寧々に合わせていたからってことで、それで終わってしまうのか・・・?デートもお宅訪問も、合わせていたからなのか・・・?
頬を赤らめる瞬間も多々あったけどあの描写は深読みするべきなのか、どうなのか。
2人の笑顔というだけでなく、「3人の写真」と強調したあたりに、光の本心が潜んでる?
想像だけが先進みしてしまう。
だって月刊なんだもん、待ちきれないよ・・・。
最後に
3人の写真。
これ、かなり大事なワードな気がします。
まぁ大体三角関係ってのが恋愛マンガでは一番楽しいわけだからね・・・。
今後の展開に期待大。
ストーリーとは別の視点として、今回も岩見さんの作画の綺麗さが光ってましたね。
雨音の笑顔が可愛すぎるし、光の詰め寄る表情が繊細すぎるし。
こういう漫画は表情を読み取ったりしながらじっくり読み解いていくのが面白いんだよなぁ。
岩見先生が表現したい分、全てを見届けたい。
これ打ち切りだけは本当につらい・・・。お願い・・・。
寧々と雨音がどうなるのか。
今、その間に立っている光は今後どう動いていくのか。
それとは別に、雨音に想いを寄せているであろううちはの動きは?
気になる点がいっぱいです。
来月どうなるのやら。